第32回技能グランプリ(2024)

技能グランプリは全国の技能者が「技」の日本一を競い合う競技大会です。
出場できるのは、特級・1級・単一等級の技能検定に合格した技能士。
現在は隔年で開催されており、2024年は福岡県・西日本総合展示場で競技が行われました。

開催概要(広告美術職種)

名称 第32回技能グランプリ
主催 厚生労働省、中央職業能力開発協会、(一社)全国技能士会連合会
日程 2024年2月23日(金)~2月26日(月)
会場 西日本総合展示場(福岡県)
競技課題 テーマ:持続可能なよりよい社会の実現
2015年の国連サミットで定められた「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals」の略称で「持続可能な開発目標」と訳される。2030年までに達成するべき目標として、途上国や先進国に関わらず人類が抱える社会経済、人権、環境など、様々な課題について17の目標が設定されている。レジ袋の削減や紙ストローの普及などの取組みが行われているが、節電や食べ残しをしないなど、誰もが身近にできる取組みもある。
私たちがこの地球で暮らし続けていくため、自らが主張する取組みを17の目標のうちからひとつを選び、持続可能なよりよい社会の実現を目指すための作品を制作する。

詳細は第32回競技課題等からご参照ください。
ペイント仕上げ 受賞者
金賞
厚生労働大臣賞
松井勝彦 静岡県 アートスタジオ・ヤマ
粘着シート仕上げ 受賞者
金賞
厚生労働大臣賞
鈴木淑仁 静岡県 有限会社キヨシ看板店
銀賞 花牟礼祐一 千葉県 株式会社協同工芸社
銀賞 岸田充正 大阪府 株式会社光陽銘板

ペイント仕上げ作品

粘着シート仕上げ作品

表彰式

参考動画

次回技能グランプリ

名称 第33回技能グランプリ
主催 厚生労働省、中央職業能力開発協会、(一社)全国技能士会連合会
日程 2026年2月27日(金)~3月2日(月)
会場 インテックス大阪
競技課題 テーマ:大阪
大阪は江戸時代、水運を活かした貿易や物流の拠点として「天下の台所」と呼ばれ、明治期には繊維産業を中心に大きく発展し、「東洋のマンチェスター」と称されるほどの繁栄を築いた。人形浄瑠璃や上方落語、漫才といった芸能が盛んであり、たこ焼きやお好み焼きといった庶民的な味から洗練された和食まで、多彩で豊かな食文化を誇る。また、歴史ある大阪城や賑わう繁華街のほか、1970年と2025年に万博の開催地になるなど、伝統と革新が交わる都市として世界から注目を集め、多くの観光客を惹きつけている。
大阪の歴史、文化、産業、芸能、食、人々の活気、そして未来への期待など、多様な要素の中から主題をひとつ選び、大阪の魅力を伝える作品を制作する。

詳細は第33回競技課題等からご確認ください。